鉄道唱歌　仙山線編

鉄道唱歌　仙山線編
仙山線沿線で育ちましたので
仙山線の鉄道唱歌を作りました。

-１-
発車メロディ後にして
列車の離れる仙台は
伊達政宗の開きたる
奥州一の城下町

-２-
東照宮に北仙台
北山と続く住宅地
学都とよばれる仙台は
大学前も駅があり

-３-
行基上人(ぎょうきしょうにん)の導きで
開湯されし作並は
今なお世間の人々を
癒す恵みの名湯ぞ

-４-
斧鉞(ふえつ)の入らざる深山に
隧道(ずいどう)穿(うが)ちて５キロ半
険峻(けんしゅん)おおきこの鉄路(みち)は
交流電化の基(もとい)なり

-５-
隧道(ずいどう)抜ければ羽前国(うぜんこく)
高く聳(そび)ゆし山寺は
日の本の詩聖芭蕉翁(ばしょうおう)
名句を残した名刹(めいさつ)ぞ

-６-
高瀬(たかせ)、楯山(たてやま)過ぎ行くと
列車は間もなく終点へ
右手に見ゆるは最上氏(もがみし)の
栄華を残す山形城(やまがたじょう)

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