出石鉄道
①江原～出石間
山陰線の江原駅の北方に出石鉄道の駅舎があった。ここから200m余り山陰線と並行していた。
| 江原駅跡 |
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線路跡には民家が建っているが、その間の水路に橋台が残っている。
| 橋台 |
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線路跡は東向きにカーブし、300m程先から生活道路となる。
| 道路 |
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500m弱で線路跡は北向きにカーブしていた。痕跡は無いが斜めに建っている建屋が分岐点なのだろうか。
| 斜めになった建屋 写真左 |
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出石鉄道は1944年に休止されたが、引続きこのあたりから分岐して円山川貨物駅を設置し、江原までの砂利輸送を行っていた。現在、円山川は改修され、その支線も確認できない。
カーブした線路は北東へ進み円山川橋梁を渡る。1934年に橋梁が流出した際、1936年まで、川の両岸に鶴岡仮駅を設けていたという。また1942年の流出時も1年間設けられていた。
| 円山川 このあたりに鶴岡仮駅があった |
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出石側の橋台が残っていた。管理人が訪れた当日は増水していてわからなかったが橋脚の土台もあるという。
| 円山川橋梁 出石側橋台 |
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ここから生活道路として農地の中を東へ進む。
| 道路 | 道路 |
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上ノ郷駅跡となる。
| 上ノ郷駅跡 |
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その先北東へ針路を変えるが、農地化されて痕跡が無い。1キロ程で482号線と並行していた。482号線自体が改修されており、線路跡が判明しない。小川を渡る橋梁の橋台があった。
| 橋台 | |
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すぐに中筋駅跡となる。附近に同地名が見当たらないがかつての村名であった。
| 中筋駅跡 |
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しばらく先から南側の山に貼付くように高度を上げ始め、未舗装の山道となる。
| 路盤 |
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400m程で畜舎にさえぎられるがその先も路盤となっている。
| 路盤 |
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その先で谷となる為、かつては盛土で渡っていたが、現在は撤去されている。その先は再び山道となっている。
| 路盤 |
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482号線が接近し合流する。ここで峠となり今度は高度を下げ始める。
| 道路 |
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合流してから500m程で482号線と南側へ別れりる。一気に高度を落とす482号線に対し線路跡は徐々に高度を落とす。途中民家の畑だったり工事で地形が崩されていたりする。
| 路盤 |
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集落に入ると住宅が建ってしまうが、一部の盛土が残されていた。
| 盛土 |
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その先で482号線と合流する。
| 道路 |
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500m程で北側に別れ、すぐに小坂村駅跡となる。ホームが残っていた。附近に同地名が見当たらないがかつての村名であった。次の島口駅跡には小坂小学校がある。
| 小坂村駅跡 | ホーム |
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ここからは東向きに農地の中を直線で進む。
| 道路 |
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800m程で島口駅跡となる。嶋という場所はここから700m北にある。
| 島口駅跡 |
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さらに東へ進む。700m程で南向きにカーブする。
| 路盤 |
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その先で鳥居駅跡となる。ホームが残っている。
| 鳥居駅跡 |
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さらに先から出石川沿いを未舗装の路盤で南下する。
| 路盤 | 路盤 |
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500m余りで菅川橋梁となる。近年まで橋台が残っていたようだが、現在は護岸工事で撤去されている。再び482号線と合流して南下する。
| 道路 |
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500m余りで別れて南東に針路を変えるが農地となっている。出石駅跡手前から生活道路となる。
| 道路 |
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出石駅跡は道路の交差点と民家になっているが、ホームが裏手に残されていた。
| 出石駅跡 | ホームの南端部 |
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