蒲原鉄道
①五泉～村松間
五泉駅前にはまだ蒲原鉄道の書かれた地図があった。蒲原鉄道専用の駅舎がありここからＪＲのホームに入り、跨線橋で蒲原鉄道のホームに渡っていた。
| 蒲原鉄道専用の駅舎 |
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蒲原鉄道の用地跡は枕木がいくつか転がっていた。ここからすぐに南へカーブしていた。
| 五泉駅構内の蒲原鉄道の用地跡 | 写真右奥へ分かれていた |
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ここから村松まではあとに廃止された区間なので路盤が残っているが、一部駐車場になっている。踏切には遮断機の土台が残っている。
| 遮断機の土台 | 線路跡 |
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この先にも踏切跡で遮断機の土台がある。用水路を渡るところも橋台が残っている。
| 踏切跡 | 橋台 |
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曲線標らしき杭と碍子が落ちていた。また距離標らしきものもあった。
| 曲線標（左） 碍子（右） | 距離標 |
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今泉駅跡はバス停になっており、待合小屋があった。
| 今泉駅跡 |
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ここから先村松まで真南へ直線で草生した路盤が残る。道路と平行して水田地帯の中をすすみ、途中の用水路を渡ったところは橋台が残っていた。
| 線路跡 | 線路跡 |
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村松の町が遠くに見えてきた辺りで路盤の東側に空き地があり、車両（クハ１０、モハ７１）が保存されていた。この空き地は周りに架線柱が並んでおり、警報機も立っているまた車輛の脇にはホームも置かれている。「五泉方面」と書かれているので村松駅のものだろうか。また村松変電所の看板もある。ここが変電所だったのか？しかし旧版地図を見てもそれらしき記号はなかった。看板によると、ある人が私財を投じてこのようなメモリアルパーク？を作ったらしい。
| ホーム | ホームと車輛 |
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| 警報機 | 転がる機器類 |
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村松の手前で舗装された歩行者道になり、村松駅に着く。村松駅舎は往年のままで、バス待合所や旅行業をやっていた。駅舎にはレールの断面を象（かたど）った社章があり、「村松駅」と書かれている。バス停も「村松駅」となっている。蒲原鉄道は鉄道を廃業しバス、タクシーをやっているが鉄道の名が残っている。裏にはかつての広い鉄道用地がバス駐車場になっている。またバスの整備場の周りはレールで組んだ柵で囲ってあるが「UNION」社（独）製のレールを一本確認できた。
| 村松駅舎 | 駅舎の裏 |
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| バス停 | |
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