京福電気鉄道越前本線
②下荒井六呂師口～京福大野間
すぐに下荒井トンネルに入る。重厚なポータルであり、社章の下には扁額がある。四字熟語だが一部の字しか読めず、四字熟語として検索したが不明。揮毫した人が創作した熟語かもしれない(後藤新平の引重致遠みたいに)。下荒井トンネルの出口にも扁額がありこちらは「至誠一貫」と読める。傍らに電柱があり、トンネル内へ何かの線が入っている。トンネル内は架線用と通信線用の碍子が残っている。
| 下荒井トンネル 勝山側 | 京福大野側 |
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| 内部 碍子が残る | |
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このトンネルは新ルートで、1924年まで旧ルートで山を迂回していた。 旧線跡は、山林の中にわずかに水平な路盤が見いだせるが、橋台なのかコンクリートの塊があった。
| コンクリートの塊 | 路盤 |
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その先は手つかずの路盤で、同じく迂回する一般道の旧道からも高い場所を通る。1924年に廃止された区間だけあって、木が生長している。
| 路盤 |
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短いトンネルがあった。石積みのトンネルである。中には退避坑があった。
| 勝山側 | 京福大野側 |
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| 退避坑 | |
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トンネルを出た後も路盤が続く、山側には朽ちかけた石垣があった。路盤は非常に高い場所を通るようになる。この先、治山のためか路盤上に柵が設けられていた。カーブしながら路盤が続く。
| 路盤 右に石垣 | 路盤 |
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劣化した石垣があった。また柵があった。かなりの高度となっており、新線との合流点が近いはずなのだが、どうやって接続していたのだろうか。
| 路盤 右に石垣 | 路盤 |
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一般道の旧道から路盤を見上げると高い石垣が見えた。
| 路盤を見上げる |
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下荒井トンネルから赤根川を渡っていたが、何も残っていない。その先空地となりすぐに道路と合流する。用水路を渡る古い橋があった。反対側は新しいコンクリート作りなので、道路化で拡幅する際、増築したのだろう。
| 道路 | 小橋梁 |
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新在家駅跡は駅用地の形が石垣となって残っている。
| 新在家駅跡 |
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道路は南下する。中津川駅跡は歩道部分が若干広くなっている。
| 道路 | 中津川駅跡 |
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道路は158号線をくぐる。道路は続き、越美北線をくぐる手前で道路と別れる。
| 道路 | 越美北線と交叉 |
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越美北線をくぐった後は生活道路となる。空地となり、その中にかつての排水溝を渡っていた跡があった。
| 道路 | 排水溝を渡っていた |
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大野口駅跡は建物が建っている。附近のバス停は駅名を引き継いで「大野口」となっている。
| 大野口駅跡 | バス停 |
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ここから線路跡は建物が建っており追跡不能だがすぐに京福大野駅跡となる。道路が広くなっており、駅前らしく観光案内所やタクシー会社があった。
| 京福大野駅跡 |
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