国鉄美幸線
�B仁宇布〜第１礼文トンネル間

ここからは未成線区間となる。「トロッコ王国」のレールもすぐに途切れる。その先浅い切取となるが、道道に横切られて埋められている。

レールは途切れる

この先は牧草地の中を盛土となってい進んでいく。盛土は農機具が通るためかところどころ切りとられている。

盛土	牧草地の中の盛土

三十一線付近から美深側を見る	盛土の上

道道から分岐する林道から路盤を見る。この林道は工事用のものなのか。ここから先路盤は歌登に向かう道路とはかなり離れて進む。

路盤	路盤

路盤にはバラストが敷かれている。まったくの無人地帯の山中を２キロほど進むと黒岩トンネルがある。
（他路線と違って美幸線未成区間のトンネルは、国土地理院の地形図上で入口が明記されている。）
北見枝幸側は、歌登に向かう道路で峠を越えた先から分岐する林道にあった。

黒岩トンネル美深側	黒岩トンネル北見枝幸側

黒岩トンネルを出ると第２フウレップ川橋梁を渡る。

第２フウレップ川橋梁

直後に第１フウレップ川橋梁を渡る。どちらもバラストが厚く残っている。

第１フウレップ川橋梁

この先５００メーター先で小川を第３礼文橋梁で渡る。

第３礼文橋梁

すぐに第２礼文橋梁を渡る。どちらも実質的に陸橋である。

第２礼文橋梁

しばらく行くと第１礼文橋梁を渡る。

第１礼文橋梁

この先に２号礼文ＳＳ（スノーシェッド？）がある

２号礼文ＳＳ 美深側	内部

工事用に作られたと思われる道路の跨線橋がある。さらに先に１号礼文ＳＳとなるが、これ以上進入することができず、これから先の路盤はフーレップ川を挟んだ道路から眺めることとする。

跨線橋	１号礼文ＳＳ 美深側

道路からフーレップ川を挟んで路盤を眺めると１号礼文ＳＳから５００ｍをすぎたあたりから路盤は道路と離れ確認できなくなる。その間に第２礼文トンネルがあるはずなのだが。
再び路盤が道路に接近してくると、擁壁らしきものが確認できた。地滑りが激しい区間と思われ、すでに擁壁いっぱいに土がたまっているところもあった。さらに１キロほどで第１礼文トンネルが道路から確認できる。

擁壁　（写真中段）	第１礼文トンネル　美深側　（写真中央）

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