国鉄戸井線
①五稜郭～渡島古川間
ＪＲ五稜郭駅から出て札幌方向に盛土が確認できる。これは戸井線の物だったという。公園となっている場所で函館線から分岐していた。当時は盛土のまま進路を東へ変えていった筈である。
| 盛土 | 公園で分岐する |
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現在は住宅地となっているが鉄道の物であろうカルバートがあった。カルバートは単線の物にしては幅がかなり広くかつて盛土であったことが分かる。
| カルバート |
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国道5号線も立体交叉であった。国道5号線と交叉した後は一般道路に作り変えられている。
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東五稜郭駅予定地は小公園がある場所ではないかと思われる。史跡五稜郭にはここが断然近い。
| 東五稜郭駅予定地跡 |
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さらに道路が続くが１キロ程で遊歩道に変わる。徐々に高度を上げて行き、鉄道らしい盛土がある。
| 遊歩道 | |
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| 盛土で高度を上げる | |
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ピークを過ぎると下り勾配となり切取で進むようになる。他の一般道路とは立体交叉となっている。内一つは当時に造られた跨線橋のようでかなり古いコンクリート橋であった。また初めて境界標が確認出来た。
| 跨線橋 老朽化が激しい | 境界標 |
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すぐ先で川を高い橋で渡った後、一般道を跨ぐ。トラス橋となっているが３０年前にできたものなので鉄道とは関係ない。遊歩道なのにトラス橋にするほど強度が必要とも思えないのだが。高度を下げ切った所で遊歩道は終わる。
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すぐ先で専門学校と教育センターの広い敷地があり、ここが湯の川駅予定地跡と思われる。境界標があった。
| 湯の川駅予定地跡 | 境界標 |
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松倉川を渡っていた筈だが痕跡はなく、対岸から道路が続くが鉄道らしい切取があった。
| 道路 |
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国道２８７号線と並行する２車線道路となる。民家が並んでいる国道と違い線路跡の道路はほとんど建物がないが、直線道路なので通行量は多い。道路はいくつかの小川が形成した谷を渡るが、全て盛土とカルバードで構成されており、かつカルバートは新しく造られた物である。銭亀沢駅予定地跡はこのあたりであろうか。
| 銭亀沢駅予定地跡 |
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さらに２車線道路が続くが徐々に高度を下げ始める。
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２キロ程で突然道路はとぎれ、荒れ地となる。すぐに橋台のみ残った橋があった。その後は荒れ地が続いている。足場はかなり悪い。
| 道路は途切れる | 橋台のみ残る |
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| 足場が悪い | |
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路盤は高度を下げながら切取と変化していく。一旦公道と交叉した後、再び切取となるが擁壁はかなり劣化している。
| 切取 | 擁壁のある切取 |
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| 劣化したコンクリート | |
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汐泊川を渡る橋は橋台と橋脚が４本残っていた。
| 橋台 | 橋脚 |
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川を渡った先は低い盛土が続き、途中で盛土が広くなっている所があった。ここが渡島古川駅予定地跡と思われる。
| 渡島古川駅予定地跡 |
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