南部鉄道
①尻内～志戸岸間
南部鉄道は尻内駅（現八戸駅）西側に駅があったが、現在、新幹線が開業した八戸駅周辺は区劃整理されており、痕跡はない。
| 尻内駅跡 |
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線路跡は一旦北東に進み、すぐに西方向に大きくカーブしていた。すっかり宅地化され痕跡がない。張田駅跡手前で454号線と合流する。すぐ先が張田駅跡となる。
| 張田駅跡 |
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八戸自動車道をくぐり、正法寺駅跡手前で、454号線から別れ、草生した低い盛土が出現する。
| 道路 | 盛土 |
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正法寺駅跡は空地となっている。
| 正法寺駅跡 |
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ここからは、浅水川沿いの小道となって進む。
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2キロほどで七崎駅跡となる。
| 七崎駅跡 |
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さらに川沿いの道を進む。古老の話では、鉄道現役時は川幅が狭く、廃止後に広げられたため、線路跡と道路が完全に一致しておらず、実際の軌道中心は下の写真のあたりだったという。
| 写真の中央が軌道中心だった |
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1キロほどで、線路跡は道路と離れ、北西に針路を変えるが、農地化されて痕跡がない。454号線と交叉した先で豊崎駅跡となる。この先100ｍに上七崎駅があった。1929年8月23日に尻内～上七崎間の開業時に開設されたが、同年10月10日に志戸岸まで延伸すると、廃止された。
| 豊崎駅跡 |
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ここからは、454号線北側の山に沿いながら徐々に高度を上げていく。しばらくは人手の入った林を進む。マクラギが放置されていた。
| 路盤 | マクラギ |
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さらに高度を上げるが、盛土だった区間は崩壊している。その先しばらく切取となって進む。再び盛土だった区間が崩壊している。その先は、農地化されている。
| 路盤 | 切取 |
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| 農地化されている | |
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その先は大きな盛土で谷を横断していたようだが、現在では崩されている。その先は神社の石段の途中を横切っていたが、案内板が立っていた。
| 石段の途中を横切る路盤 | 案内板 |
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その先は切取として続いている。
| 切取 |
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志戸岸駅跡は集落から離れた高い場所にある。
| 志戸岸駅跡 |
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