日ノ丸自動車法勝寺電鉄線
③阿賀～母里間
母里への支線は阿賀駅から分岐していた。この支線は1930年に開業し、1944年に休止している。14年しか運行されていなかった。道路となって西へ伸びている。180号線と交叉、法勝寺川を渡る。新しい2車線道路で西進する。
| 道路 | 道路 |
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原駅跡となる。さらに500m程で猪小路駅跡となる。
| 原駅跡 | 猪小路駅跡 |
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ここから道路は上り勾配となり、谷を登っていく。700m程で、線路跡は道路から外れて平行するが、どこが線路跡かわからない。さらに600m程で道路から離れるところで橋台があった。
| 道路 | 橋台 |
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ここからは手つかずの路盤となり、山に入っていく。路線の廃止前に廃止された与一谷駅跡となる。
| 与一谷駅跡 |
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二重トンネルとなる。ここで県境を越える。ローカル私鉄で県を越えるのは珍しい。かつての米子の求心力の高さがうかがえる。傍らには立入禁止の立札があるが、記名が日ノ丸自動車となっており、まだ土地を所有しているようだ。上半分がレンガ、下半分がコンクリート構造である。トンネル内には饋電や通信用の金具が残っている。
| 二重トンネル 米子側 | 母里側 |
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| 金具 | |
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手つかずの路盤が続き、放棄された畜舎の脇を通り、小道となる。
| 路盤 | 路盤 |
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| 小道 | |
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小道は急に高度を下げ、一般道と合流するが、路盤は高度を保ったまま進んでいた。並行する道路より1段高い所に、草生した路盤が残っている。
| 小道 | 路盤 |
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針路が北西から南西向きに90度カーブすると集落に入り、母里駅跡となる。ホームと階段が残っていた。附近にかつての駅舎が、元の位置から移築されて残っていた。
| 母里駅跡 ホーム | ホーム端の階段 |
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| 駅舎 | |
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