近鉄小房線・大阪電気軌道畝傍線
①小房線 畝傍～橿原神宮駅間
小房線はJR畝傍駅の裏手(南側)から出ていたが、現在は住宅地になっている。橿原神宮が近いのでJRの駅舎には貴賓室がある。入口に国旗を掲げる為の金具もある。
| JR畝傍駅 貴賓室 | このあたりに小房線のホームがあった |
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JR畝傍駅の構内に暗渠を渡る小橋梁があるが、それに平行して使われない小橋梁跡がある。写真右側が道路化されて消滅しているが小房線の物かもしれない。
| 小橋梁 |
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その先はしばらく桜井線に平行して東へ進んでいたが、建物が建っている。桜井線と別れる所で、水路を渡る小橋梁の橋台がある。よく見るとボルトが出ている。
| 桜井線に平行して東へ進んでいた | 小橋梁の橋台 |
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桜井線と別れ、南へ針路を変える。線路跡には斜めに建った家がある。畝傍方面を振返りると、路盤が小さな果樹園になっている。
| 斜めに建った家 | 果樹園 |
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その先は住宅になって痕跡がない。部分的に空地になったり農地になっている。
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線路跡は生活道路の脇(写真左)の住宅地になる。南西方向にカーブする小道が出てくるが写真左側の住宅地が線路跡である。
| 写真左の住宅地が線路跡 | カーブする小道 |
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165号線と交叉、飛鳥川を渡った後も住宅地になっている。
| 写真右の住宅地が線路跡 |
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今では水のない水路を渡っていた小橋梁の橋台がある。
| 小橋梁の橋台 |
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その先で小房駅跡となる。
| 小房駅跡 |
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169号線と交叉した後小学校に入るが、このあたりが旧線ルートの分岐点だった。
| このあたりが旧線ルートの分岐点 |
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1939年からの新ルートはすぐに針路を南に変え、現在の近鉄橿原線と合流する。合流後は橿原線の東側に路盤が残っている。
| 近鉄橿原線と合流 | |
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すぐに畝傍御陵前駅となる。下り線のホームは片側使用だが、屋根の形状からかつては島式ホームとして使用されていたと判る。
| 畝傍御陵前駅 |
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この先しばらく小房線の路盤は道路に吸収されているようだ。水路部で橿原線に並んで使用されていない橋台があるが、小房線の物かもしれない。
| 橋台 |
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畝傍御陵前駅から300m程で小房線の路盤が再び出てくる。レールが敷かれているが、軌間1067mmだった小房線と違い1435mmである。側線として敷き直したと思われる。その先3線で南下する。
| 3線で南下 |
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橿原神宮前駅東側の異軌間同士の台車交換設備のあたりに、小房線の「橿原神宮駅」という名前の駅があった。
| 橿原神宮駅駅跡 |
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【旧ルート】小房～久米寺間
旧線のルートは先ほどの小学校で新線と別れた後、そのまままっすぐ南西に進んでいたが、住宅地で痕跡はない。
分岐点から1キロ弱で体育館があるが、このあたりで大阪電気軌道畝傍線と合流していた。
| 大阪電気軌道畝傍線と合流 |
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南下して林を通り橿原神宮前駅(旧)跡となる。現在は橿原神宮の鳥居前の広場になっている。
| 橿原神宮前駅(旧)跡 |
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その先は小房線は1067mm、大阪電気軌道は1435mmの3線軌条で南下していた。住宅地になって痕跡はなく、その先で久米寺駅跡(現橿原神宮前駅の西側)となる。
| 住宅地になって痕跡はない |
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